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はじめに

製造業は原価を確定した上で販売価格を設定できます。しかしながら建設工事は、契約金額を確定した上で、 工事を開始することになります。また契約締結に成功するためには、価格が安くなければ競争に勝つことが出来ません。 これが国際競争入札となれば、世界一安値となり、このことはオリンピックで金メダルを取ったようなものです。 この状況中から利益を抽出するためには、世界一の高度な工事施工技術の導入ばかりではなく、コンストラクション・アドミニストレ−ションの力量が大きく問われる状況になります。

さらに天候、地下地質条件、施工方法、材料価格、担当者の経験の違いなどから、入札時予想した条件と実際に遭遇した条件が、違うことは当然のことであります。

また、工事原価は、労務費、材料費、機械費の3要素から成り立っています。このことは、現場の条件が変わって、 工期が延びれば、工事数量が多い工種では、労務費、機械費が増大したりして、結果として、原価が大きく動いてしまうことになります。

さて一般的に現場の損益が悪くなったり、工期が遅延した時等、クレーム対応としてQS(Quantity Surveyor)、コンサルタントに委ねることになります。

クレーム(Claims)とは

法律上または契約上、契約当事者に認められた権利に基づく請求または要求をすることを言い、一般的には、元請から企業者へ、又は下請けから元請への請求をする行為です。

当社の特徴 クレーム書を提出するにあたって大変重要なことは、

  • 発生した事実関係の記述が相手側に重要なインパクトを与えることとなります。
  • またクレームを受ける立場としては、そのクレーム要求金額がリーズナブルであるか大変興味のあるものです。

わが社のクレームのポイントは現場の担当技術者からの実情を解析し、分析し、技術理論による技術レポートを作成することであります。 企業者、コンサルタント・エンジニア、コントラクターのいずれもが傷のつかない方法を用いることにより、相手を怒らせることなくスムーズに解決が可能となります。

クレーム書の作成

土木及び建築工事現場に対応した企業者(または元請)提出用クレーム書の作成は直接貴社の現場に赴き当社と貴社スタッフと合同のクレームチームを編成し作成いたします。 この場合既に雇われているQSも当該工事の契約を熟知しており、重要な仲間となりますので、チームの一員として加わっていただきます。

クレームに対する企業者またエンジニアとの交渉及びコンサルタント。クレーム会議の出席、あるいは相手側への説明、 相手側からの質問の返答及び資料の作成、そしてネゴのアシストを行います。


各工事に対する当初計画と実績の比較表(例)
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