１日供給量９５万ｍ3の上水供給可能な設備を備えており、取水場は自動運転の水門と沈砂地、排砂装置、 バンドスクリーンからなる取水プラントと６台の取水ポンプ（将来４台追加して１０台となる）を持つ取水ポンプ場に加え非常用発電設備（３３KV）のスイッチハウス及び配電システム 、管理棟等の諸設備からなる。
浄水場は、着水井をはじめ６っの傾斜版沈殿地、２４の急速ろ過池、凝集排泥設備、薬品プラント、浄水池、 ６台の浄水ポンプ（将来７台追加して１３台となる）を有する浄水ポンプ場、非常用発電装置、３３KVのスイッチハウス及び配電システム、 管理棟等の諸設備からなる。取水場、浄水場共、効率よい運転を目指し、自動運転装置が導入されている。

数ヶ所に点在する鉄筋コンクリート構造の調整池、排水池があり、１８，０００ｍ3から１８６，０００ｍ3の貯水容量がある。またこれらの配水池は、 内径２，１００ｍｍから１，１５０ｍｍまでの内部コンクリートライニング鋼管で結ばれ、総延長約１０３ｋｍに達する配水管ネットワークとなっている。
浄水場からマタンパガール調整池（貯水容量１８６，０００ｍ3）へは、内径２，１００ｍｍの２条の配水管でポンプ圧送され、 マタンパガール調整池から、Ｐ．Ｊ．シャーラム地区をカバーするエフィンガム配水池（貯水容量３２，０００ｍ3）へは、内径２，０５０ｍｍと １，８５０ｍｍの配水管による自然流下方式にて送られる。
また途中分岐点から、ブキットジルトン配水池（貯水容量２３，０００ｍ3）へは、内径１，１５０ｍｍの配水管で送られる。
ＫＬ地区をカバーするケポンエステート配水池（貯水容量４３，０００ｍ3）へはマタンパガール調整池より、内径１，８５０ｍｍの配水管で自然流下方式にて送られる。
ケポンエステート配水池よりバツーエステート配水池（貯水容量２７，０００ｍ3）へは内径１，５５０ｍｍの配水管にて自然流下方式、 ケポンエステート配水池からドゥスンクブン配水池（貯水容量１８，０００ｍ3）へは内径１，２００ｍｍの配水管でポンプ圧送される。 バツーエステート配水池よりセントールヒル配水池（貯水容量２７，０００ｍ3）へは内径１，２００ｍｍの配水管で自然流下方式にて送られる。